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胃が痛い・みぞおちが痛い・背中が痛い

このような時に
痛みを感じませんか?

胃やみぞおち、あるいは背中などに以下のような痛みがある場合には、お早めに当院にご相談ください。

このような時に痛みを感じませんか?
  • 突然、痛くなった
  • ときどき痛む
  • 1週間以上、痛みが続いている
  • 食事の後に胃が痛くなった
  • 自分と同じものを食べた人も痛がっている
  • 空腹時または満腹時に決まって胃が痛む
  • 早朝、夜間など決まった時間帯に胃が痛む
  • ストレスを感じると胃が痛む
  • 鎮痛剤を飲んだ時に痛む
  • 吐き気や嘔吐、発熱、胃のムカムカなど他の症状がある

胃やみぞおち、背中の痛みと
ストレスについて

胃やみぞおち、背中の痛みとストレスについて仕事、家事、子育て、勉強、人間関係、お金のことなどで、私たちはさまざまなストレスを感じています。適度な緊張感になるもの、すぐに解決できることであればそれほど心配はありませんが、過度のストレスは心身に不調をきたします。
過度のストレスは自律神経を乱し、胃腸をはじめとする全身の内臓の働きを低下させるおそれがあるのです。消化器でいえば、機能性ディスペプシア、急性胃炎、胃がん、過敏性腸症候群などが、ストレスとの関係を指摘されています。
胃やみぞおちの痛み、背中の痛みが続く場合には、お早めに当院にご相談ください。ストレスの軽減・解消方法についても、アドバイスをさせていただきます。

胃が痛い・みぞおちが痛い・背中が痛い場合に考えられる病気

逆流性食道炎

加齢に伴う下部食道括約筋の緩み、不良姿勢や肥満による腹圧の上昇、暴飲暴食による胃酸過多などを原因として、胃液が逆流し、食道の粘膜で炎症を引き起こす病気です。胃のムカムカやゲップ、呑酸、胃痛、のどの痛み、早期飽満感といった症状が見られます。

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機能性ディスペプシア

胃カメラ検査などの検査で器質的な問題は認められないのに、胃やみぞおちの痛み、胃のムカムカ、ゲップ、吐き気といった症状が続く病気です。ストレスとの深い関係が指摘されています。睡眠不足や不規則な生活とあわせて、自律神経のバランスを崩し、胃の機能低下を引き起こすものと考えられます。

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食道がん

喫煙・飲酒を主な原因として発生する食道粘膜のがんです。長期にわたる逆流性食道炎の放置も、食道がんのリスクを高めると言われています。症状としては、のどの痛みや違和感、声枯れ、食べ物の詰まり感などがあります。そして背骨、肺、大動脈に広がると、胃やみぞおち、背中の痛みを引き起こすことがあります。

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急性胃炎

食べ過ぎ、お酒の飲み過ぎ、脂っこいもの・刺激物の摂り過ぎ、ストレスなどを原因として起こる急性の胃炎です。ピロリ菌感染が原因になることもあります。胃やみぞおちの痛み、胃もたれ、吐き気・嘔吐、ゲップといった症状を伴います。

十二指腸炎

十二指腸の粘膜で炎症が起こる病気です。代表的な症状として、みぞおちの痛みが挙げられます。また、背中の痛み、吐き気、ムカムカなどの症状を伴うことがあります。原因は、急性胃炎とほぼ共通しています。

胃がん

胃粘膜の細胞ががん化して発症する病気です。やや男性に多く見られます。国内では、肺がんと大腸がんに次いで死亡数の多いがんとなっています。胃やみぞおちの痛み、ムカムカ、食欲不振、吐き気といった症状を伴います。早期はほとんど自覚症状がないため、定期的な胃カメラ検査が大切です。

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慢性胃炎(ピロリ菌感染症)

ピロリ菌の感染が長期にわたって続くことで、胃の広範囲に慢性的な炎症が認められる病気です。胃やみぞおちの痛みが続く、または繰り返されます。胸やけや吐き気、食欲不振、膨満感といった症状も見られます。

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胆嚢炎(たんのうえん)・胆管炎

急性胆嚢炎は、結石を原因とする胆嚢管の閉塞、または胆嚢の壁が傷つくなどして、胆嚢で炎症が起こる病気です。この炎症が繰り返されると胆嚢の壁が肥厚し、慢性胆嚢炎となります。食後の右上腹部・背中の激しい痛み、吐き気・嘔吐、発熱といった症状を伴います。胆管炎でも同様の症状が見られます。

まずは、痛みの原因を知るためにピロリ菌の検査を受けましょう!

「みぞおちが痛い」
という患者様へ

みぞおちとは、お腹の上にあるくぼんだ部分を指します。胃や十二指腸の病気だけでなく、虫垂炎や胆石症でも、みぞおちが痛みます。
慢性胃炎、胃・十二指腸潰瘍、胃がんといった、ピロリ菌との関係性が疑われる病気が見つかることもあります。
当院では、ピロリ菌の検査、除菌治療に対応しております。

「背中が痛い」
という患者さまへ

消化器の病気でも、しばしば背中が痛みます。具体的には、逆流性食道炎、膵炎、胆石症胆嚢炎などがあります。また、肺がんや解離性動脈瘤が原因になることもあります。
重大な病気が原因となることが多いため、お早めにご相談ください。

患者様の声、そこに隠れている病気を見逃さない

患者様の声、そこに隠れている病気を見逃さない当院では、患者様の声にしっかりと耳を傾ける「傾聴」を大切にしております。「ここが痛いような気がする」「空腹になると痛むような…」といったひと言が、病気を発見するきっかけになることは少なくありません。
そのため、症状や生活習慣について、感じること・思うことはご遠慮なくお話しください。また、「こんなことを質問してもいいのかな」と躊躇う必要もありません。
普段の患者様のことを一番よく知っているのは、患者様ご自身です。医師の知識や経験は、患者様の声があってこそ、活きてきます。
胃やみぞおち、背中の痛みをはじめとする症状が気になった時には、お気軽に「おの消化器内科・内視鏡クリニック」にご相談ください。