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ブログ

新年会

新年会 1月11日、クリニックの新年会を開催しました。 場所は、ちょうど1年前に開院前の懇親会を行った上新庄の「雪月花」さんです。 昨年よりもスタッフの人数が増え クリニック全体にさらに活気があふれているのを感じました。 おいしい料理とお酒を堪能し 楽しい笑い声が飛び交う中 「今年も頑張りましょう!」 と締めの挨拶をしようと思っていると なんとスタッフから開院1周年を記念した サプライズの贈り物をいただきました。 さっそくクリニックに飾らせていただいたところ 院内が一層明るくなり クリニック全体がさらに心地よく感じられるようになりました。 最高のスタッフに支えられ、こんなにも快適に仕事ができる喜びをかみしめながら 地域の皆さまの健康的な生活をお手伝いするため、今年1年も頑張っていこうと決意を新たにした1日になりました。

新年のご挨拶

旧年中は、当クリニックをご利用いただき、誠にありがとうございました。 昨年の内視鏡検査の実施件数は、胃カメラ461件、大腸カメラ396件でした。開院当初から比べると内視鏡件数は時間が経過するとともに着実に増加しておりますが、「東淀川区から消化管癌をなくす」という当クリニックの目標の達成には、まだ多くの方が内視鏡検査を受けておられない現状を実感しております。 この1年を通じて感じたことは、治癒可能な消化管癌では癌そのものが症状を引き起こすことはほとんどなく、他の症状で内視鏡検査を行った際に偶然発見されるケースが多かったという点です。 そのため、消化管癌の早期発見には、軽度の症状でも「念のため内視鏡を受けてみよう」と思っていただけるよう、検査のハードルをいかに低くするかが重要であると痛感しております。 当院では引き続き、皆さまに少しでも快適で、見落としのない丁寧な検査を提供できるよう努めてまいります。 本年も地域の皆さまの健康を支える存在であり続けるため、一層努力してまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

納涼会

私の怠慢もありブログの更新が止まっておりました。
最近めっきり涼しくなってきたから、いい加減そろそろ納涼会の内容をアップしないとなーと思っていたら、今日(11月7日)にいたってはむしろ寒いくらいで。。
今更ですが8月のクリニックの納涼会の写真と記事をアップします。
なぜ、この時期にわざわざ納涼会?と思うかもしれませんが、当クリニックのことを良く知っていただくためには必要な内容かと思っております。
当クリニックの飲み会は納涼会で3回目になりましたが、スタッフの参加率が高く、皆さんの気持ちいい飲みっぷりには毎回感服します (お酒が飲めないスタッフももちろんいます)。
今回は納涼会の開始時間まで待てないスタッフ数名と、軽く0次会を経てからの合流となりました。
納涼会が始まっても仕事の話はほとんど出ず、何の話をしたのか覚えていないようなくだらない話ばかりで、わいわい飲んで食べてのあっという間の2時間でした。
当然のように開催される2次会でも飲む勢いは増す一方で、日頃の疲れを癒せたのか、余計しんどくなったのかわかりませんが、楽しい時間を過ごせました。
職種や年齢の垣根なく交流できているのは、当クリニックの誇れる部分です!
このような会でスタッフ同士の交流を深め、日々の業務でのスタッフ間での連携の向上、さらに診療の向上にしっかりとつなげていきたいと思っています。

内科は診断学

先のブログで紹介した、部長の先生がことある毎におっしゃっていた言葉です。消化器内科は、内科の中では特に手技が多い診療科であり、内視鏡で早期癌の切除や総胆管結石の除去、またエコーを用いての膿瘍穿刺等、患者様の生命に関わるような治療も多くあります。若手のうちは、どうしても手技の習得に目を奪われがちになり、私自身も内視鏡治療ばかりに気が向いてしまい、ある指導医の先生から「先生は消化器内科医ではなく、endoscopistですね」と皮肉を言われたことを今でも覚えています。今となっては本当に恥ずかしい話ではありますが、内視鏡治療はそれほど若い時分には憧れを抱くような手技でした。しかし、様々な画像診断の研究会に参加するようになり、それぞれの医療機関で診断に悩んでいる症例に対して、エキスパートの先生方がなされるスマートな内視鏡診断を目の当たりにするにつれ、診断の面白さにすっかりとりつかれてしまいました。同じ内視鏡の画像を見ても、すぐに診断にたどり着く先生もいれば、全くたどり着かない先生もいる。さらに、たどり着かないだけならまだしも、違う疾患と診断をして真逆の治療を行っているということも目にしました。

今では、私も後輩医師に必ず診断の重要性を伝えるようにしております。なかなか診断にたどり着かない疾患(非典型例、希少疾患等)は、診断する側にとっても非常にストレスのかかるものではありますが、原因不明とされていた症状に苦しんでいた患者様は、それ以上に長い間、辛い思いをしています。ただ一旦診断さえついてしまえば、世の中には診療指針・ガイドラインというものが溢れているので、極端な話、誰でも治療は可能です。しかし、残念ながら正しい診断は誰にでもできるわけではありません。「内科は診断学」ということを忘れずに、これからも診断にはこだわり続けていきたいと思っています。

退官記念祝賀会

少し前の話になりますが、初期研修、後期研修の時期を過ごした、神戸市立医療センター西市民病院の当時の消化器内科の部長の先生が退官されるとのことで、退官記念祝賀会に参加してきました。

気が付けば西市民病院を離れて10年以上が経過しており、同じ時期に働いていた多くの医師、スタッフにも久しぶりに会って話すことができました。10年も経てば皆それぞれ変わっているものかと思っていましたが、良い意味で変わらないままでいてくれたこともあり、この空白期間が一瞬で埋まるほど楽しい時間を過ごすことができました。

当時を振り返ると、今のご時世では考えられないような勤務状況であり、その非常に限られた時間の中で、学会・研究会での発表の準備や資格試験の勉強をしたり、よく乗り切れたものだと不思議に思います。これも、素晴らしい指導医・同僚・後輩医師、看護師はじめとしたコメディカル、またモチベーションの高い事務方の職員さんにも支えられ、非常に恵まれた環境で働けたからこそだと思います。

この西市民病院で過ごした過酷で充実した5年間は、現在の自分の医師としての根幹を形成した、とても大事な時期であったと懐かしく思いました。

開院前の研修の様子

開院前には電子カルテをはじめ、様々な機器の説明会、研修をしていただきました。当クリニックのスタッフには完全に医療業界が初めてという方はいませんでしたが、やはり使用する機器・システムが異なると勝手が違うため、各自メモを取ったり動画を撮影したりと、真剣に取り組んでいました。

これらの研修に加えて、オープニングスタッフには全員BLS(Basic Life Support)講習を受けていただきました。

当クリニックのスタッフには、クリニック内はもちろん、クリニック外でも、医療機関に勤務しているという自覚を持ち、適切な行動ができるようになってほしいという思いから、追加で研修に組み込ませていただきました。

3時間程度の講習ではありましたが、初めて胸骨圧迫を経験したというスタッフや、翌日には筋肉痛になったというスタッフもおり、適度な緊張感の中、非常に充実した研修となりました。

またクリニック開院後のことですが、あるスタッフが、通勤途中に胸を押さえて苦しそうにしている方に出会われたようです。そのスタッフから、BLS講習を受けて間もなかったこともあり、躊躇せず声掛けすることができたという話を聞き、無理に講習を組み込んで良かったと実感いたしました。

ブログ始めます

開院してあっという間に約3か月が経過いたしました。少しずつクリニック内も落ち着いてきましたので、そろそろブログも始めようと思います。

まずは開院前の研修の様子や、クリニック内の様子などを中心に少しずつ更新していく予定です。お知らせやトピックス等があればその都度、更新していきたいと思っております。

地域の皆様の健康な生活のお役に立てるよう、スタッフ一同協力して頑張って参りますので宜しくお願いいたします。